リオグループ情報

トップ対談

トップ対談

リオ・パートナーズ総合事務所 代表 弁護士 南裕史×株式会社リオ・ホールディングス 代表取締役 中川 智博

実体験が生んだ、前例のないサービス。

中川:
起業のきっかけは、私の実家での相続問題でした。身近で起きて初めてわかったのが、法律・税務・財務・不動産等々、様々な分野の問題が発生すること。そして、当事者はそれぞれの分野の専門家に別々に相談し、判断を下していかなければならないという難しさ、そして不便さ。しかも、私自身はたまたま、当時の職場で財務畑を歩んでいた関係もあり、個人的に顧問弁護士・税理士等、相談できる相手もいましたが、実際にはそうでない方が大半です。

そこで、このような複雑かつ難解な問題を、ひとつの窓口で一気に解決できるようなサービスがあったら便利なのではないか。それも、相続に限らず、資産の管理・運用に係ること全てを一括で任せられる先があれば、更にニーズが広がるのではないか、と思ったんです。その構想が現在のリオグループとなった、というわけです。

士業と企業。矛盾の統合にこそ、可能性がある。

中川:
南さんの合流以前に、鑑定士や建築士を含む、不動産に関することを網羅的にこなせる部隊に、弁護士・司法書士・税理士も加わり、当初目指していたワンストップサービスは形式的には既にできあがっていました。ところが、「組織」としてはまだまだ未熟で。
南:
当時、ワンストップサービスの提供そのものについては、機能していたんだと思います。ただ、各組織間のファイアウォールが不足しているなどの問題も多く、このサービスをより発展させていくためには、各組織の独立性を確保することが必要だと考えました。
中川:
そうですね。ひとつのグループとしてサービスを提供しているとはいえ、株式会社と士業との間、各株式会社の相互間、各士業の相互間それぞれにおいて情報の垣根、個々の組織としての独立性はなくてはならないということは、南さんからは随分言われました。
南:
その意味でも、私が合流してすぐに取り組んだのが情報管理をはじめとするコンプライアンス体制の整備と、組織体制の再構築でした。ただ、組織の分離を進める中で抵抗はかなりありましたね。個々の独立性ばかりを尊重してしまうと、グループとしての一体性、利便性が失われかねず、また、役職員個々人同士の間でも自然と壁が生まれてしまうのでは、と。
中川:
リオグループは、他にはない組織です。では、何故ないのか。それは、成立させ、継続するのが極めて困難だからなんですよね。南さんに指摘して頂いた、情報の問題、独立性の問題もそうですが、利益の追求を目的とする株式会社に、社会正義の実現・社会秩序の維持を基本理念とする士業の先生方という違い。更には、弁護士・司法書士・税理士の相互間でも違いがあります。それらを全て一箇所で共存させることは、本来不可能に近いんだと思います。
南:
元より共存させるのが難しい上に、創業当初からはグループの規模もかなり変わっています。まだ小さな組織だった頃のように、グループ全体で同じ方向性を持って、意思を統一して進むことは、これからは更に難しくなっていくでしょう。
中川:
組織の規模を拡大していくことと、社員の一人ひとりに理念を浸透させ続けることは、両立がとても難しいものです。けれど、矛盾はひとつの可能性だとも思うんです。株式会社と士業が共存してこれまでにないサービスを生み出したように、規模拡大と理念浸透を両立できれば、さらに強い組織になれるのではないか、と。
南:
「矛盾の統合」はとても難しいものですが、それに立ち向かい、成し遂げてきたことが、リオグループの先進性だと思います。
中川:
それに、起業当初よりグループの目標は変わっていません。ワンストップサービス、つまり、何よりもお客様にとって便利であること、それと同時に、各分野の専門家が一体となって導き出すからこそ生まれる最善のソリューションをこれからも大事にしていくことです。そのためにも、難しいことではあるけれど、やはり私たちはこの組織、ワンストップサービスを提供できる体制を守っていくことを常に追求していきたいですね。

未来へ。グローバルな資産の守り手へ。

中川:
創業からこれまで、主に個人クライアントの再生案件、法人クライアントの資産運用/事業再生案件に取り組んできました。その経験から積み上げてきたノウハウを土台に、今はメインターゲットを個人富裕層にシフトし、多忙のため手間のかかる資産管理に時間を割くことができない方、知識が乏しく自身では適切な管理ができない方に代わって、「資産のOne stopコンサルティング」をグループ一体となって提供しています。

日本は税制をはじめとして、富裕層に厳しい国です。せっかく築いた財産を、次世代に引き継ぐことが非常に難しい。欧米のように、資産家一族が栄え続ける仕組みになっていません。リオグループが導き手になることで、この現状に切り込み、グローバルスタンダードに近づけることができればと考えています。一方で、時代の流れに沿って、常に新しいサービスを追求していかなければなりません。
南:
金融資産もここ数年で多様化していますし、資産のボーダレス化が進んでいることも大きいです。リオグループでもサービスの幅を広げていきたいですね。
中川:
特に海外富裕層に対しては、現在国内で提供しているようなサービスを提供できれば競合相手は絶対に出てきません。是非やっていきたいですね。ただ、現時点においても外国人クライアントが徐々に増えてきている中、グループとしても語学力の強化をはじめ、その対応に向けて課題が多々あるのも事実です。
南:
そうですね。海外は法律も税制も日本とは違いますし、日本に投資するような海外投資家はプロですから、我々にも当然、プロを相手に仕事をするに値する知識とより高度な判断力を求めてきます。そこまでグループのレベルを向上させるためにも、例えば今後の人材の採用・育成についても慎重に検討する必要が出てきます。
中川:
ビジネスの本格的な海外展開が具体化するのはまだ先になりそうですが、これからの日本で資産を取り扱うビジネスをやっていくためには、グローバル化は必須です。これからもR・I・Oの精神を貫くべく、常に成長と進化をし続けたいと思っています。そのためには、南さんというパートナーの存在は必要不可欠だと思っていますので、これからも宜しくお願いします。
南:
私自身、弁護士としての観点から、かつ、中川さんの経営におけるパートナーとしても、この組織を更に高めていくことに全力で取り組んでいきたいと思います。こちらこそ、宜しくお願いします。
トップへ